アクション

ルール分析中に作成されたアクション。

このオブジェクトはテスト目的で公開されており、Actions プロバイダから取得できます。通常、ルールの実装関数内で Action オブジェクトまたはそのフィールドにアクセスする必要はありません。カスタム ルールの定義時にアクションを使用する方法については、ルールのページをご覧ください。アクションの作成については、API リファレンスをご覧ください。

このオブジェクトの一部のフィールドは、特定の種類のアクションにのみ適用されます。適用できないフィールドは None に設定されます。

メンバー

args

sequence Action.args

アクションの引数に関する情報を含む、固定された Args オブジェクトのリスト。これらのオブジェクトには、展開されたアクション出力ディレクトリに関連する引数など、正確な引数情報が含まれています。ただし、Args オブジェクトは分析フェーズでは読み取れません。分析フェーズで使用できる引数の詳細については、argv をご覧ください。

一部のタイプのアクションは、このフィールドのエクスポージャーにまだ対応していません。このようなアクション タイプの場合、これは None です。 None を返す場合があります。

argv

sequence Action.argv

ctx.actions.run() または ctx.actions.run_shell() によって作成されたアクションの場合、実行するコマンドライン引数の不変リスト。シェル アクションの場合、最初の 2 つの引数はシェルパスと "-c" になります。None を返すことができます。

コンテンツ

string Action.content

ctx.actions.write() または ctx.actions.expand_template() によって作成されたアクションの場合、書き込まれるファイルの内容(分析フェーズ中に計算できる場合)。Args オブジェクト内のディレクトリを展開する必要がある場合など、実行フェーズまで内容を決定できない場合、値は None になります。 None を返す場合があります。

env

dict Action.env

このアクションの「固定」環境変数。これには、アクション定義によって明示的に設定された環境設定のみが含まれるため、実行環境でのみ事前設定される設定は省略されます。

入力

depset Action.inputs

このアクションの入力ファイルのセット。

ニモニック

string Action.mnemonic

このアクションのニモニック。

結果

depset Action.outputs

このアクションの出力ファイルのセット。

substitutions

dict Action.substitutions

ctx.actions.expand_template() によって作成されたアクションの場合、置換マッピングを保持する不変の辞書。 None を返すことができます。