ラベル

BUILD ターゲット識別子。

メンバー

ラベル

Label Label(input)

呼び出し元の .bzl ソースファイルが存在するパッケージのコンテキストで、ラベル文字列を Label オブジェクトに変換します。指定された値がすでに Label である場合は、変更されずに返されます。

マクロの場合、関連する関数 native.package_relative_label() が、現在作成中のパッケージのコンテキストで入力を Label に変換します。この関数を使用すると、ラベル値のルール属性によって自動的に行われる文字列からラベルへの変換を模倣できます。

パラメータ

パラメータ 説明
input string; or Label(必須)
入力ラベル文字列またはラベル オブジェクト。渡された Label オブジェクトがそのまま返されます。

name

string Label.name

パッケージ内のこのラベルの名前。次に例を示します。
Label("//pkg/foo:abc").name == "abc"

パッケージ

string Label.package

このラベルのパッケージのパーツ。次に例を示します。
Label("//pkg/foo:abc").package == "pkg/foo"

relative

Label Label.relative(relName)

絶対ラベル(// で始まる)または現在のパッケージからの相対ラベルを解決します。このラベルがリモート リポジトリにある場合、引数はそのリポジトリに対して解決されます。引数にリポジトリ名が含まれている場合、現在のラベルは無視され、引数はそのまま返されます。ただし、現在のリポジトリ マッピングに含まれている場合は、リポジトリ名が書き換えられます。予約済みのラベルもそのまま返されます。
例:
Label("//foo/bar:baz").relative(":quux") == Label("//foo/bar:quux")
Label("//foo/bar:baz").relative("//wiz:quux") == Label("//wiz:quux")
Label("@repo//foo/bar:baz").relative("//wiz:quux") == Label("@repo//wiz:quux")
Label("@repo//foo/bar:baz").relative("//visibility:public") == Label("//visibility:public")
Label("@repo//foo/bar:baz").relative("@other//wiz:quux") == Label("@other//wiz:quux")

渡されたリポジトリ マッピングが {'@other' : '@remapped'} の場合、次の再マッピングが行われます。

Label("@repo//foo/bar:baz").relative("@other//wiz:quux") == Label("@remapped//wiz:quux")

パラメータ

パラメータ 説明
relName 必須
このメールとの相対で解決されるラベル。

workspace_name

string Label.workspace_name

このラベルのリポジトリ部分。次に例を示します。
Label("@foo//bar:baz").workspace_name == "foo"

workspace_root

string Label.workspace_root

このラベルのワークスペースの実行ルートを、execroot からの相対ルートで返します。次に例を示します。
Label("@repo//pkg/foo:abc").workspace_root == "external/repo"