ラベルを使用してターゲットを参照する

BUILD ファイルとコマンドラインで、Bazel はラベルを使用してターゲットを参照します(例: //main:hello-world//lib:hello-time)。構文は次のとおりです。

//path/to/package:target-name

ターゲットがルール ターゲットの場合、path/to/package はワークスペースのルート(WORKSPACE ファイルを含むディレクトリ)から BUILD ファイルを含むディレクトリへのパスです。target-name は、BUILD ファイル(name 属性)でターゲットに付けた名前です。ターゲットがファイル ターゲットの場合、path/to/package はパッケージのルートへのパスで、target-name はターゲット ファイルの名前です。これには、パッケージのルート(パッケージの BUILD ファイルを含むディレクトリ)に対するフルパスが含まれます。

リポジトリのルートでターゲットを参照する場合、パッケージパスは空になります。//:target-name を使用します。同じ BUILD ファイル内のターゲットを参照する場合は、// ワークスペース ルート ID をスキップして :target-name のみを使用することもできます。